19年12月期一般質問②

御島媼「新年になったなぁ」
もみぢ「あら、遅いお出まし。もうとっくに松はとれたわよ」
御島媼「新年10日までは山の神も骨休めなのじゃ。元日から今日まで、山で仕事をしたり森を飛び回ったりすると罰が下る」
もみぢ「その風習も地方によって違うでしょ」
御島媼「で、何の話をしておったかいな?」
もみぢ「まったくもう!餅を食べたら去年のことは忘れる、どこかの政治家の言うとおりね!市バス高齢者無料制度の見直しの話なの。市は情報を市民に見せずこっそり条例化を図ろうって、卑怯な話だわよね。アベ内閣にコケにされ、高槻市に蔑(ないがし)ろにされ、高槻市民はなんと不幸な人たちなのか…」
御島媼「政治に関心がなくて何事にも忘れっぽい国民・市民じゃから、テキトーな言葉でその場を取りつくろっておけばよろしいって、ね」
もみぢ「考える市民より考えない市民のほうが圧倒的に多い」
御島媼「孔子も言っておる。民は之に由らしむべし。之を知らしむべからず(論語・泰伯)」
もみぢ「政策に従わせることはできるけど、政策の意義や目的を国民に理解させるのは難しい…」
御島媼「六韜にもあるぞよ。民は牛馬の如し(武韜・三疑)」
もみぢ「食事を十分に与えておけば、それでいい…」
御島媼「低次元のもので満足させておけばよいのじゃ」
もみぢ「高木議員が発言してたわね。条例を改正してその後に周知期間を設けるのは順番が逆だ、情報を市民に与えて周知させた後に審議し、条例改正を行うのがスジだろうって」
御島媼「花より先に実のなるような、理屈に合わない不自然を、どうかしないでいてください…って、思うけどな、周知させたら市民が問題意識に目覚めて、反対の輪が広がるからなぁ。市としては、そりゃ困る」
もみぢ「誰も知らないうちに、さっさと条例改正してしまおうって、ねぇ。この前①で話題にしたけど」
御島媼「ふぅ…」
もみぢ「川口議員は別のポイントを追求してたわ。『審議会での審議をふまえ』って市は言うけど、その審議会は敬老パス見直しに賛成とは誰も言ってない、審議状況を踏まえたら見直すという結論にはならないって」
御島媼「結論を枉(ま)げる…とは、このことじゃ」
もみぢ「正道を曲げて人を惨禍に追いやるなんて…、政治のやること?」
御島媼「いい加減なことをやっても、反対の声を上げる国民・市民は少ないと…」
もみぢ「見くびられているのね」
御島媼「この程度の国民・市民にはこの程度の政治でよろしい、とな。繰り言になるが」
もみぢ「哀しいことね。高木議員は質問の最後に糾したわね。市バスは民営化を目指すのかと」
御島媼「そう」
もみぢ「『経営形態のありかたと高齢者無料制度の見直しは別の課題であります』」
御島媼「それが答弁じゃったな」
もみぢ「民営化の方向がはっきり見えているわね」
御島媼「市バスの民営化については、2年前から流れが変わったようじゃな」
もみぢ「そう?」
御島媼「昔はな…」
もみぢ「御年800歳のママが言う『むかし』って、1000年前?」
御島媼「まさか、な。1000年前は牛車が主流でな、車の後ろの簾の下から唐衣の裾をちょっと見せて男の気を引いて、な…、いや、そんなことはどうでもよい。平成24年6月27日、太田議員の質問に対し、徳田忠昭自動車運送事業管理者は答弁の中で…」
もみぢ「うんうん」
御島媼「『持続可能な直営方式による路線維持型の経営形態を続けていきたい』と言っておる」
もみぢ「直営方式ね」
御島媼「また平成25年3月6日、市民連合議員団代表山口重雄議員の代表質問に対し、濱田剛史市長は『市民に愛される市営バスを目指してまいります』と答弁をしたのじゃ」
もみぢ「民営化など念頭にないという発言だったのね、6年前は」
御島媼「ところが、平成28年に高槻市みらい創生審議会というのが作られてな。市の将来をいろいろ考える中で、バス事業も経営形態を検討したらどうかという意見があり、同年12月に出された“『高槻市みらいのための経営革新』に向けた骨太方針について”という答申の中で…、こらこら、寝ちゃだめ」
もみぢ「…お役所言葉が並ぶと、眠くなるぅ…」
御島媼「答申の中で、『民営化について検討すべきである』と書かれちゃったのよ(同・7ページ)」
もみぢ「市営が民営になる方向指示器を出したってわけね」
御島媼「そうじゃな」
もみぢ「それ以後、答弁が変わった?」
御島媼「平成29年3月7日大阪維新の会・市政刷新議員団代表吉田稔弘議員の代表質問に対し『みらい創生審議会から示された答申も踏まえ、経営課題の解決に積極的に取り組むとともに、あらゆる方向から予断を持つことなく検討する必要がある』とかね」
もみぢ「うん」
御島媼「令和元年9月25日、岩為俊議員の一般質問に対する西岡博史自動車運送事業管理者の答弁では『未来を見据えた事業運営に努めていく』なんてね。はっきり民営化とは言わないけれど、宮仕えをした者には舵をきったことが明確にわかるぞよ」

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